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家電EC大手のエクスプライス、CO2排出量削減など環境配慮型の船橋物流センターをオープン~最先端設備を導入し生産性を追求、労働環境向上や地域雇用創出も実現~

通販サイト「XPRICE」等を運営するエクスプライス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:稲積憲)は、事業拡大に伴い、2021年8月に三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信)の最先端物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ(以下、MFLP船橋Ⅲ)」に当社最大の物流センター「船橋物流センター(以下、新旗艦物流センター)」をオープンいたしました。これにより、当社物流センターの延床面積は合計約13,000坪となります。また、環境に配慮した新旗艦物流センターの設立により、消費電力は約65%削減、CO2排出量は18%以上削減され、ESG経営を一層推進いたします。

建物外観

当社は、これまでも環境に配慮した梱包材への変更や、簡易梱包への積極的な取り組みを実施してまいりました。そしてこの度、近未来の売上高1,000億円の達成に向けた物流キャパシティの拡大と、さらなる環境問題解決へ向け、MFLP船橋Ⅲに新旗艦物流センターをオープンいたしました。また、MFLP船橋Ⅲ内には佐川急便拠点が併設されており、連携を強化することで配送便集約・削減による物流の効率化でCO2排出量を削減します。

1.環境問題の解決と経営効率の改善

MFLP船橋Ⅲの環境配慮

MFLP船橋Ⅲは、脱炭素社会の実現に向けた環境配慮型の最先端物流施設であり、環境に関する各機関の評価認証制度において国内最高評価を取得しております。
CASBEE(建築物の環境性能評価) :最高評価 “Sランク”
BELS(建築物の省エネ性能評価) :最高評価 “5 STAR”

また、MFLP船橋Ⅲは、施設内の全階で人感センサー・調光機能付きLED照明を採用しており、当社では、従来物流センターと比較して約65%の電力消費量の削減を見込んでおります。加えて、MFLP船橋Ⅲは、屋上に太陽光発電設備を設置しており、共用部使用電力の100%グリーン化を図ることで、CO2排出量を削減しています。

MFLP船橋Ⅲ内の佐川急便拠点を利用

当社は、MFLP船橋Ⅲ内の佐川急便拠点と連携を強化します。これにより、輸送トラックによるCO2排出量は18%削減される見込みです。また、出荷締め切り時間の延長、積込み時間の短縮など、物流品質と物流効率の改善を両立するとともに、顧客利便性の向上を実現します。

トラック予約受付サービスを導入

当社は、トラックの入場予約と受付をデジタル化する「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を導入します。これにより、バース稼働率を向上させ車両待機を解消するとともに、トラック待機中のCO2排出量を削減します。また、入荷効率を改善し、物流センター運営の生産性向上とコスト削減を実現します。

2.労働環境の向上と地域雇用の創出

労働環境の改善

MFLP船橋Ⅲは、充実した設備を有しており、当社の重要な機能である物流センターのスタッフに快適かつ、安心・安全な職場環境を提供します。

設備写真

200名超の地域雇用の創出

当社は、新旗艦物流センターの新設により、200名超の従業員の雇用を見込んでおり、地域経済の活性化や雇用創出に貢献してまいります。

3.SDGsへの貢献

新旗艦物流センターの設立により、国連が掲げるSDGsの項目のうち下記の達成に貢献します。

対応SDGs

MFLP船橋Ⅲの施設概要

名称 :三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ(MFLP船橋Ⅲ)
所在 :千葉県船橋市浜町2-4-7
敷地面積 :5万8857㎡
延床面積 :27万1051㎡
規模・構造 :地上 8 階建て・RC・S 造・免震構造